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2013
02/16
ビックマック指数の前提条件の調査
為替水準の妥当性の評価に購買力平価説というものがあり、この概念をわかりやすく表現した
ものがビッグマック指数です。

ビックマック指数の解説と一例

index.png

これによると、ノルウェイやスイス、ブラジル、カナダの通貨が割高に評価されており、
インド、南アフリカ、香港が割安にされていると判断されます。

この理論にはいろいろと矛盾があります。そのなかで、価格の比較をするには各国で販売される
ビッグマックが同質であるのが条件になります。観念的市場的な価値で言うと、ハンバーガーが
国民食とされて普及している米国は、相対的に価格が下がる傾向があります。反対に、途上国や
文化がアメリカナイズされていない国では、ハンバーガーが珍しい特別な食事となり、価格を
上げる要因になります。

物質的な差異で言うと、日本のビッグマックはアメリカに比べて小さく貧相で、同質ではない。
他国よりも質の低いビックマックの価格で比較されており、指数による日本円の購買力が実態
よりも過大に評価される仮説が成り立ちます。

米国と日本のビッグマックを量的に単純比較する方法があります。カロリー栄養価表示です。

米国ビッグマック
USカロリー

日本ビッグマック
japカロリー

ハンバーガー全体の重さ、ボリュームに比例する総カロリーでは日米ほぼ一致しています。
肉の量に相当するタンパク質(Protein)も両者はほぼ同等です。

これによると、日本のビッグマックは米国よりもボリュームが劣るという通説は否定できる
でしょう。

しかし、日本のマクドナルドはオペレーションの合理化(手抜き)と、メディアや政府が
消費者に冷淡で、消費者を騙しても社会的制裁をされにくい傾向から、見本品に比べて
ビッグマックの質が低いという傾向も考えられます。

米国見本
usabigmac.jpg
米国実商品
usabigmac2.jpg

日本見本
japbigmac.jpg
日本実商品IMG_0015_convert_20111028113815.jpg
日本実商品
japbigmac2.jpeg

数値的評価は難しいですが、感覚上は明らかに日本のビックマックの方が質が低いように
見えます。

「日本製」「おもてなし」は高品質の代名詞ですが、マクドナルドについてはこれは
あてはまりません。質の低いビックマックで価格の比較をしており、日本円の購買力が
実態よりも高く評価されています。
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