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2013
02/14
グローバルソブリンオープンは終わったのか?
ウィークリーレポ

こちらは、国民的投資信託と言われた「グローバルソブリンオープン」の2013.2.7付けの週報です。
本投信の運用の比較対象とするベンチマーク(シティグループ 世界国債インデックス)の円建てと
比較して、成績は劣ります。(設定来 ファンド55.2%、ベンチマーク70.3%)

インデックスはファンドマネージャーの分析や判断を必要とせず、コンピュータモデルだけで
運用ができ、この連動を目標とするインデックスファンドは、グロソブのようなアクティブ運用の
投信に比較して低コストで運用ができます。

高いコストを負担して成績が悪いだけでなく、グロソブには根本的な欠陥があります。
毎月分配型は年金代替用途の他には投資手段として合理性がありません。今回は毎月分配の
是非がテーマではなく、運用手法についての疑義となります。

グロゾブどこに投資しているのか
グロソブ目論見書

こちらは、グロソブの販売資料並びに目論見書の筆頭となります。世界主要先進国の、信用力の高い
ソブリン(国債、国際機関などが発行体の債券)債券を主要投資対象とする。投資対象国は具体例が
挙げられています。

先進国の信用力の高い債券に投資。これが、グロソブの共通認識でしょう。

ウィークリーポートフォリオ

こちらは2013.2.7付けの投資ポートフォリオになります。ポーランドズロチ、メキシコペソ建ての
債券への投資割合は合計11.4%にも及びます。これらはOECDの加盟国ではありますが、先進国では
なく新興国に分類されます。

世界主要先進国という目論見書の記載とは異なっており、販売資料の投資先とも食い違いがあります。

目論見書に沿った運用をせず、目先の利回り向上のために新興国債券を投資対象とする、運用の
迷走ぶりが見て取れます。

※新興国債券への投資が不適切なのではなく、目論見書や販売資料に反する運用を問題視しています。

これは、今日に始まった問題ではなく、前科もあります。

2009運用報告書

こちらは2009年前半に公示された運用報告書です。

イタリア、スペイン、ギリシャ、ポルトガルへの投資割合が19.1%を占めており、同じユーロ建てで
信用力の高いドイツは僅かに2.1%です。

2009.12 グロソブがギリシャ国債を損切り

こちらのニュースの通り、2009年の後半より南欧を中心にギリシャショックを代表とする、
ユーロ危機が発生しており、その直前にグロソブは南欧諸国に大量投資していました。

ドイツやオランダなどよりも利回りが高いからと、目先のリスクを考慮しなかったのでしょう。
主要先進国の信用力の高い債券に投資という、グロソブの目論見書は空手形に終わっています。
それどころか、目先の危機の顕在化による信用力の低下、格下げ、価格の低下が予想された、
南欧諸国の債券を、グロソブに買わせて、損失を押し付けた懸念もあります。

結論は、成績が悪い、約束を守らない、運用が迷走しているグローバルソブリンオープンは
終わっている。投資する価値は無いでしょう。
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