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2013
02/09
甘い見通しでややジャンク債に投資
現在の債券市場を一言で言うと、債券豊作飢饉です。
大多数の先進国と一部の新興国は、リーマン危機以降の経済再生の過程で財政政策を加速して
国債の発行額が積み上がり、先進国の国債のデフォルトリスクが市場で現実として認識される
ようにリスクも増加傾向です。供給が増えてリスクも増えているのにも関わらず、金融緩和政策
により需要は旺盛であり、価格は高騰(債券利回りの低下)に襲われています。

債券をロング(買い待ち)する立場では、ハイリスクローリターンという非情な状況です。

低利で大量発行の社債バブルの残念な状況

社債市場も国債の金利低下と金融緩和の影響を受けて、リスクに見合ったリターンが得られない
残念な状況です。債券豊作飢饉の状況で新規の投資とロールオーバー(償還・売却後に同一通貨で
別債券への乗り換え)は凍結していました。

そんな中で変化の兆しが

世界の社債発行市場が失速

「失速」と言うとネガティブニュースですが、これは発行体(債券を発行して資金を調達する企業)
にとっての事です。債券投資家にとっては利回りアップ期待のニュースです。

そんな中で、変化を掴んで債券の打診買い。債券売却後にロールオーバーができずに、外貨MMFの
形でプールしていたニュージーランドドル建て債券を購入。

ラボバンク

格付けはAa2(Moody's)AA-(S&P)。

国債

償還までの期間が近い同一通貨建てのニュージーランド国債の利回りは2.40%であり、上記社債は
国債と比較して、ある程度のプレミアム(より高い金利)を獲得できると判断しました。


格付けは債券の破綻確率を正確に示すものではなく、経営状況の悪化などの情報反映が遅く
あくまでも目安に過ぎません。また格付けは破綻した後の、弁済可能性とは無関係です。
一般的に金融機関は、リーマン危機がそうであったように、信用力は急変して破綻可能性が旧上昇
しやすい傾向があります。また、銀行は社債よりも優先して弁済されるのが預金です。
自己資本比率が10%の金融機関は、総資産の10%以上を毀損すると債務超過となり、そうなった
時の社債の弁済可能性はゼロと見た方が良いでしょう。

ラボバンク 2012上期決算情報

発行体のラボバンクの決算情報は公示されており、自己資本比率は定義によって数値は異なり
ますが、以下の写真の通り。

自己資本比率

邦銀メガバンクと比較しても、相対的に高い傾向があります。
また、同行はリテール(小口決済)が主力業務であり、事業投資やストラクチャーファイナンス、
不動産融資を主力とする銀行よりは、相対的に債務不履行となる可能性は小さいと判断できる
でしょう。

ただし、銀行の社債は本質的にハイリスクなのは前述と通りです。


これ以降も、債券市場を睨みつつ、凍結していた債券投資を再開して行く目論見です。
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