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2013
02/07
PCのデータのバックアップの新しい選択肢
これまで、PCのデータのバックアップは、DVD-Rなどリムーバブルメディアが主体でした。
結論は、特別な事情が無い限り、リムーバブルメディアへのバックアップは中止して、
USB接続外付けHDD複数 + オンライン(クラウドバックアップ)の二刀流をオススメします。

DVD-Rやブルーレイのバックアップを中止する理由。

パソコンの内蔵HDDの容量が最低500Gbytesと増大していますが、DVD-Rは5Gbytes、次世代大容量
ディスクと言われたブルーレイも多いものでも50Gbytes。大容量化したHDDの丸ごとのバックアップに
不十分で10枚、100枚と複数のディスクが必要になります。マメな人はフォルダ毎に分類して、ディスク
にバックアップを取りますが、時間と手間がかかり、ヒューマンエラーの頻度が高くなります。

複数のディスクをバックアップした日付や世代やフォルダ別に分類をして、ラベルを貼って、保存。
サボってしまうと、乱雑に貯まったディスクに何が保存されているか、分からなくなります。
バックアップ三日坊主にもご用心です。

ハードウェアの事情では、ディスクが低価格化により品質のバラツキが大きくなってきました。
保存はしたものの、データエラーで読めないケースがあります。データがキチンと保存されているか
検証(ベリファイ)の為にディスクの一枚一枚をチェックするのも非現実的です。

更にはMacBook Airなど光学ディスクドライブを搭載しない機種が増えてきました。


これからのバックアップは.......


①オンラインバックアップ Backblaze
Backblazeへのリンク

ユーザーはハードウェアの購入・設定・操作は不用で、ソフトをインストールして簡単な設定を
済ますと、インターネットを経由して自動的にバックアップされます。データを失い、復元したい
場合はオンラインでダウンロードする他に、追加料金が必要になりますが、データ保存済みの
外付けHDDを送付してもらえます。

※光ケーブル、ADSLなど有線のインターネット契約が必須。モバイルルーター経由のアクセスは不可

利点 

全自動でバックアップされ、設定や操作が容易でヒューマンエラーの可能性が小さい。
NASの購入で同様のバックアップが可能ですが、年間50USDの使用料はNASの購入よりも割安。
海外のサーバに保存されるため、震災・火災・盗難リスクへの対応。

欠点

複数世代のバックアップが不可能、かつ毎日バックアップされるために、PCの操作ミスやウィルスの
感染などで破損したデータをそのままバックアップしてしまい、データを失うリスク。

バックアップしたデータを復元(リカバリ)するのにオンラインでもオフライン(HDD送付)でも
時間がかかる。


②USB接続のHDDにバックアップ

電源ケーブルを必要としないUSBケーブルのみで接続できる小型タイプがオススメ。
写真の例のように本体にUSBケーブルが収納できるタイプだと更に利便性が良くなります。

imgres.jpeg


月に一回程の頻度で、できれば二台か三台の外付けHDDに交互にPCのデータをバックアップ
します。大手メーカーの製品はバックアップ用のソフトウェアが添付されており、二度目以降の
バックアップは差分だけとなるので、時間はかかりません。

利点 

二台あれは二ヶ月前のデータを保存できる。ウィルスや操作ミスでデータを失っても安心。
リカバリは即時にできる。パソコンの買い替えにも便利。

欠点

DVD-Rに比べれば楽ですが、自動では行われないので、バックアップ忘れに注意。
震災・災害・盗難リスクには不十分。


このように、①と②は一長一短であり、両方を組み合わせる事で、データの保全性は格段に
高まります。






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