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2014
02/16
東のエデン(新天地)から追放された日本企業
東のエデン」とは、2009年に放送された連続テレビアニメーションです。続編の劇場版も公開されました。

表題になっている「東のエデン」とは

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人物やピアノの型番などあらゆるものを「携帯電話」のカメラを使って検索できる、強力な画像検索エンジンを搭載した、ソーシャルコミュニケーションサイト。カメラを通じた現実の世界に検索した情報や、会員のコメントなどが貼付けられる、拡張現実という技術が前提となっています。

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実在するがサービスが終了する「セカイカメラ」とLINEやFacebookを組み合わせたものであり、作品が放送された2009年からすると、近未来の新天地(エデン)を予想していると言えるでしょう。これが、アニメの登場人物の所属する学生起業サークルで開発・運営されている点にも注目です。Facebookの現在をなぞっていると言えるでしょう。

2014年の現在。セカイカメラは世界をそっと閉じ、ITというエデンから多くの日本企業は追われて、これが今日の経常赤字・貿易赤字の主因になっています。

エデンを追われた日本企業の悲劇は、「東のエデン」の作中で予言されています。この作品は、前述のように極めて時代性に即した近未来を描いており、日本アニメの世界観の先進性を示した代表作である「攻殻機動隊」と世界観を同一にしている、先進的・野心的作品です。

その衝撃的画像は.....

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近未来の拡張現実SNSはガラケー上で実行されていたという衝撃的な現実。よく見ると、このデザインは実在のNECのガラケーのN906iと同一だと特定できます。

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東のエデンは、このような一般の携帯の他に日本の王になれる絶対的な力を持ったキーアイテムとなる「ノブレス携帯」も登場します。

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アニメが「命を吹き込んだ」――未来の“N”端末「ノブレス携帯」誕生の秘密

「東のエデン」の登場する携帯がNECのガラケーなのは、偶然なのではなくアニメの企画とプロデュースにNECが参画して、自社のガラケーの宣伝ツールとしたのが実態でしょう。

本作が放送されたのは、2009年。世界カメラの基本コンセプトが発表されたのは2008年。上記リンクのよると、「東のエデン」の時代設定は2011年のようです。この2009年の近未来アニメの「東のエデン」は大誤算をしました。

スマートフォンの進展とガラケーの衰退。NECの携帯事業の撤退。

2009年はiPhoneの三代目モデルのiPhone3GSが登場しており、日本国内でもスマートフォンの普及が始まった時代になります。「近未来」の2011年はiPhone4Sが登場しており、スマートフォンが本格的に普及をしていました。そして、NECがエデンを追われた日、スマートフォン事業からの撤退を発表したのは、2013.7.31でした。

2009年にAppleが描いた未来、Googleが描いた未来、日本企業のNECや富士通やパナソニックやソニーの描いた「エデン」は全く異なるものでした。そして、「エデン」を追われて、長い黄昏の時代を生きる事になりました。

アニメは自由な発想が活かされる仮想世界でありますが、この「エデン」にも自社製品のガラケーを登場させる旧世代の遺物であるNEC。未来は作中の起業サークルのように、若い人の手に委ねるべきでしょう。皮肉にも、アニメ作品の「東のエデン」のテーマは、ニートを中心とした若年層による既得権益者への蜂起と独立です。ラストでは60発のミサイルで、この日本を破壊しようとします。リアルの世界では、この作品を操っていたのは、時代に取り残された既得権益者でした。



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