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2014
02/06
兵器は語る アメリカは中国を選び、日本と台湾を見捨てる
日本のメディアの外交・軍事リテラシーの欠如ぶりは嘆かわしい限りです。これは、日本人の幸福を排除する左翼メディアと日本を永遠の敗戦国としたい戦勝国連合の企てもあるのでしょう。中国の軍事増長が深刻化しているなかで、看過できない重大ニュースがあります。

F-16 Upgrade Dropped From US Budget Proposal, Sources Say

英文がニュースソースで申し訳ありませんが、要約は2015年度の米国の軍事費の予算の制約から、米国本土と台湾に配備されているF-16A/B(配備中のもので最も旧式)のレーダーや電子装備のアップデート中止の公算。以下はこのニュースの補足になりますが、対象の台湾配備の146機は全ての機体に相当します。

F-16を三世代に分類できます。第一世代がF-16A/B、第二世代がF-16C/D、最新世代がF-16E/です。現在、米国や欧州か韓国どで主力となっているのが第二世代。第三世代はアラブ首長国連邦で先行配備されており、上記のアップグレードが実施されると、第三世代相当になります。第一世代の1980〜90年の技術水準であり、第三世代は2010年前後から配備されています。単純計算で2、30年の技術格差があります。機体やエンジンの進化もありますが、最も更新されているのは、レーダーを主体とした電子装備です。最新鋭のF-35Aの最大速度や加速力が前代のF-15/16に比べて進歩しているどころか低下傾向もある事からも、現代戦で勝敗を分ける重大要素はレーダー・電子装備とステルス性能でしょう。

米国にとっては、第二世代のF-16C/Dが配備されており、他の戦闘機やより能力の高いF-22やF-35も配備されるなどして、深刻ではありません。しかし、台湾にとっては数の面でも質の面でもF-16A/Bが最良の戦闘機であり、このアップデートの道が閉ざされるのは、台湾の防衛力への死刑宣告と同義です。しかも、後述の事情により中国配慮により台湾には代替の戦闘機が供与される見込みはありません。

単なる軍事マニアの為の瑣末なニュースではなく、米国が台湾に死刑宣告をした重大ニュースです。

中国・韓国・北朝鮮の立場に立ち、日本や台湾に冷たい朝日や毎日のような左翼メディアだけでなく、産経などの保守メディアもこの重大なニュースを報じていません。

日本にとって安全保障上の懸念は、中国の軍事拡張と同調するような、オバマ政権で顕著となった米国の軍事的影響力の縮小と、日本離れと中国同調への懸念です。これは、貿易や国債の引き受けなどで、米国経済の中国依存が大きくなったのと、日本の国力の低下で、日本を見捨てて中国と同調する、太平洋を米中が二分するG2理論につながるものです。

これは単なる悲観論の妄想というのが良識のある論者の共通見解です。しかし、タイトルの通りに外交の最前線に立ち、生死の最前線にいる兵器に本音を聞けば、既に米国は中国の立場を優先して、台湾を捨てているという恐ろしい考察ができます。

現在、ゲリラ戦に留まらず、正規軍による大規模な軍事衝突が懸念されるのは、中東と東アジアでしょう。東アジアについては、日本、韓国、台湾が米国の軍事的同盟国とされています。最前線に立ち、軍事的懸念に晒されている切迫度、そして国力では韓国と台湾はほぼ同格でしょう。しかしながら、最前線に立つ兵器の、台湾と韓国の格差が甚だしい。

韓国については、F-16については米国本土並みの第二世代が配備されており、国内ライセンス生産も認められています。更に高性能の第三世代のF-16に相当するかそれ以上の能力もある、F-15Kが供給されています。また、これ以上の能力を持つこのアップグレード版、あるいは最新鋭のF-35の配備も検討されています。使いこなす人間や戦略の問題から、実効的能力は高くはないとの批判もありますが、同じ同盟国の日本の安全保障を脅かす意図での最新兵器の提供も行われています。自国の国防をなおざりにして日本を恫喝して、かつ同盟国の米国の軍事技術さえ窃盗する不徳の韓国ですが、米国による軍事協力は大盤振る舞いです。

その一方で、台湾はロシアも含む全ての軍事強国による軍事制裁をされているように、非情な仕打ちです。
前述の通り、F-16は第一世代のF-16A/Bであり、そのアップデートの道は閉ざされそうとしています。

不遇な台湾と恵まれた韓国との比較をします。 ☆台湾 ◎韓国

☆F-16A/B(アップデート計画中止懸念)  
◎KF-16(F-16C/D相当、ライセンス生産)、F-15K、その他最新機も購入可能

☆キッド級駆逐艦(米国がイージス艦を配備する前の主力艦のお古) 
◎世宗大王級イージス艦

☆海龍級潜水艦(1980年代に就役)わずか二隻 これ以降の潜水艦の販売は、拒絶されている
◎孫元一級(214型) ドイツの輸出仕様の通常動力型潜水艦の最新鋭 2013年も新規就役艦あり

☆F-CK-1(経国) 国内開発・生産戦闘機 諸外国の支援は冷淡でエンジンは民間機用を転用
◎T/A-50 米国のロッキードマーチンが全面的に支援 F/A-18などに採用されたGEのF404エンジンを搭載

現在で米国の変様によるG2体制の懸念がありますが、これ以前に米国は中国に配慮して、このように同盟国の台湾を軍事制裁のような状況に追いやっていました。

米国は既に中国を優先して台湾を苦しめていた

4月のオバマ大統領の日本訪問は日程の縮小や他国の都合を優先する可能性など日本冷遇が懸念されています。日米同盟は日本の安全保障の主軸であるのは否定できません。しかし、台湾のように既に中国優先のために苦汁を飲まされている国があるのも現実です。

日本のメディアの危機感の無さ(日本を攻めやすくなり朝日は大喜び?)は深刻ですが、もう少し考えて欲しいものです。
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