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2014
01/31
お・も・て・な・しの裏はある 楽天未来ファンドの罠
結論 あなたはポイントに釣られる馬鹿でのろまなカモ。これが楽天のお・も・て・な・し

楽天証券のトップページ

個人投資家が嵌められる地雷として、身近なのは投資信託です。楽天証券のトップページから、地雷原の投資信託のリンクに突入します。

1301楽天証券投信

セレクションから探すの項目でバナー広告がリンクされている【楽天みらいファンド】。楽天証券の一押し投信なのでしょう。これは、楽天証券という証券会社のホームページであり、金融庁により適切な情報開示が義務づけられています。

楽天証券からの楽天みらいファンドのバナーからのリンク

main.jpg

楽天流おもてなしマインドでお客様の目線に立ったファンド? 楽天流おもてなしマイン(mine) 地雷!?

1301楽天ポイント

楽天らしくポイント獲得の宣伝に熱心ですが、投資信託の運用方針や投資対象に関する具体的な情報は、このリンクからは一切ありません。運用方針を知らずに投信を購入するのは、サイズと色を知らずに洋服を買うようなもので、絶対にありえません。楽天の考えるお客様目線とは、基礎的な金融知識もなくポイントで釣れば買ってくれる馬鹿でノロマなカモなのでしょう。

楽天の手のひらの上で踊らされず、Googleから検索して調べましょう。

1301Google楽天

Googleから検索した楽天みらいファンドへのリンク

1301ファンド

基本的には私も国際分散投資に時間と手間をかけたくない人に向いたバランスファンドの運用を踏襲していますが、一般的なものに比べると、為替ヘッジをする、VIX指数先物というデリバティブ投資も行い大暴落に備えるというのが独自性になります。他にも信託報酬に成功報酬が含まれるなどの差異があります。


ここで、いちばん理解しやすい一つ目の罠を紹介。

ファンド全体の大きさを示す純資産総額は5.44億円。かなりリッチな個人投資家並みです。お申し込みメモには、「委託会社は、受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合、または、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき、もしくはやむをえない事情が発生したときは、受託者と合意の上、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。」と明記され、10億口(純資産額10億円相当)を下回ると、ファンドの運用を強制終了する可能性があると明記されています。

ファンドの目論み通りに運用が成功して、成功報酬を最大額獲得した場合の信託報酬の総額は5.44億円×1.2% 年間に600万円ほどしか運用者や販売者(共に楽天証券関係者)の収入になりません。一人分の人件費にしかなりません。

楽天流のおもてなしで総力を上げたが、楽天目線とは異なり投資家は馬鹿なアホなカモではなく、売れなかった。ポイント優遇しても売れ行き不振で風前の灯火です。


二つ目の罠はVIX指数先物の取り扱いです。目論見書に記載されたグラフを転記します。
1301楽天VIX

デリバティブの一般的傾向は、楽天みらい投信のような長期投資よりも、短期の運用に向いた商品であり、時間価値変化という時間の経過と共に減価してゆく傾向があります。2005年12月に共に100の指数であった、VIX短期先物指数はほぼゼロ価値まで減価しており、VIX中期先物指数は半分以下まで下落しています。これは指数であり、実際に投資可能なデリバティブ商品の場合は、運用コストが発生するため、もっと顕著な下落を示します。

VIX指数先物の機動的運用(大暴落が予想あるいは観測された時と平時で運用方針を変更する)をしている可能性がありますが、当然ですが予想や目論見が外れる可能性もあります。この機動的運用が適切にできるのであれば、5.44億円ぽっちのファンドの一部を運用するよりも、独立するか転職してもっと大きなファンドを運用する方が合理的でしょう。報酬を弾めば運用成績が上がる保証はありませんが、売れ行き不振で風前の灯のファンドが他に比べて高い成績を納める可能性は高くはないと言えるでしょう。


三番目は運用成績の甘過ぎる予想と現実の格差です。目論見書上の基本投資配分に基づく合成指数の推移(もしも過去にこのファンドがあり現在まで運用していたらどれくらいの成績になるか)のグラフを転記します。

1301楽天パフォーマンス

2008年以降、一般的な分散投資や株価指数に比較して、グラフが大きく立っています。2008年の200前後の指数から、2013年10月までに600を超えています。3倍以上のパフォーマンスです。スゴい!
この目論見書を読んだら、わざわざポイントで釣らなくても買いたくなります。

楽天みらいファンド(青線)の設定日(販売され運用を開始した日)は2013.4.2ですので、運用成績の長期比較はできません。VIX指数と為替ヘッジをしていない一般的なバランスファンドであるゼソンバンガードグローバルバランスファンド(赤線)
の比較チャートは

1301セゾンと比較

たまたまですが、設定日の4.2は両ファンドの起点は重なっています。現在に至るまでの成績が比較しやすいですが、見ての通りです。もっとも運用成績は結果に過ぎません。円安による外貨立て資産の価格上昇が為替ヘッジのない青線の比較ファンドに奏効して、逆に為替ヘッジをする楽天みらいファンドは為替差益を取りのがしたのかもしれません。

また、目論見書の合成指数のグラフでは、2013.4から1013.10に至るまでも右肩上がりの急上昇をしているように見えます。しかし実際のファンドの成績はこれと異なりほぼ横ばいです。

目論見書のグラフはインチキであった可能性もあります。これは、歴史のifを振り返る仮想戦記のようなもので、後だしで都合良く運用条件を操作すれば、高パフォーマンスがあると演出できるでしょう。


やはり楽天。地雷でした。

DokruroKinokogumo.jpg

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