[Admin]
--
--/--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014
01/06
ウィーフィーの愚策 外国人観光客誘致の小さなアイディア
Wi-Fi(ワイファイ)をウィーフィーと読んでしまうのを、ITリテラシーの欠如を笑うネタになっています。単なる呼び方の間違えですが、現実にはウィーフィーを笑えない深刻な状況に陥っています。

官公庁による外国人観光客に対するアンケート調査結果によると

1401アンケート

外国人が困ったことの筆頭は繋がらない無線LAN(Wi-Fi)です。

日本ではスマートフォンは統制下の日本民主主義人民共和国であり、外国人が安価に簡易にデータ通信ができるプリペイドSIMカードの入手は困難です。実際には日本通信のVISITOR SIMがあります。しかし、空港などでは買えず、専用サイトで予約注文する。対応スマートフォンは公式には日本の技適マークに適合したものに限られ、外国人が利用するのに、日本の規制に見合った機種しか使えないという矛盾があります。現実は使えないサービスであり、普及は全くしていません。

我々日本人が海外渡航した時に最も安価に容易に使える通信環境はWi-Fiであり、携帯鎖国をしている日本においては、外国人のWi-Fiへの依存はより切実です。

Wi-Fiが繋がらないから財政支援をして普及させる動きがあります。

1301無線LAN

お話にならない愚策です。

政府がお金を出さなくても、公衆無線LANの基地局は無数にあります。docomo、au、SoftBankの三大携帯キャリアが運営するものだけで、合計50万局はあります。外国人が訪問する機会の多い都市部においては、基地局の密度は世界最高かもしれません。

しかし繋がりません

携帯電話会社が運営する公衆無線LANは、携帯電話の加入者の利用を前提としています。auの加入者でなくても、基地局を借り入れて通信できる業者がありますが、有料であり、それ以前に困難なのは日本の公衆無線LANの状況を事前に調査して理解して契約できるITリテラシーの要求です。Wi300という公衆無線LANサービスが日本の都市部を広く網羅しており、契約して設定を済まして使いこなすのは、日本語を読める日本人の中でも、ごく少数でしょう。

SoftBankにおいても、外国人利用者を前提に無線LANの利用が可能です。しかし、利用は有料であり、同様にITリテラシーと手間が障壁になります。

IMG_5806.jpg

IMG_5807.jpg

SoftBankのWi-Fiが日本の都市部を網羅している事も、これを1日単位で利用できるのも、外国人観光客は知らないでしょう。しかも、ビッシリと並んだ設定の困難さと手間は外国人を恐怖させます。

SoftBankの例では、提供される言語は日本語と英語に限られます。登録・設定画面は上記の二画面に加えて、更に四画面のあり、専門的なIT知識を要求して、利用できるまでに慣れた人でも10分くらい、慣れない人は1時間はかかるでしょう。中国語やハングル、片言の英語ではとてもたどり着けません。

海外で一服のコーヒーと簡単Wi-Fi接続を提供するスターバックスも、日本国内ではなぜか設定がこんなに難しい

外国人が使えないだけでなく、日本人にとっても妨害電波とも言うべき障害物です。

日本人には、携帯三社の50万局以上のWi-Fiは、スマートフォン契約者が利用可能なサービスです。しかし、日本のデータ定額契約は、メールしか使わない人も、毎日10時間スマホをいじるヘビーユーザーも等しく5985円といった高額の料金を負担しています。この場合は通信可能なデータ容量は7Gbytesであり、この上限を超えるのは、高画質の動画配信を長時間見続けるといった特殊な使用をしない限り、ないでしょう。日本以外の多くの国や、日本でもMVNOと呼ばれる携帯大手以外の通信会社では、上限が1Gbytesや2Gbytesといった料金プランがあり、携帯通信とWi-Fiを併用して、データ通信量を節約する動機があります。日本の携帯大手の契約では、通信量を節約しても5985円といった支払いは減らないので、節約するだけ無駄です。

それどころか、移動中にはWi-Fiと携帯通信の接続が切り替わり、一時的に通信が断絶したり、バッテリを無駄に消費したりとロクな事がありません。

IMG_5812.jpg

さらにはこのように無料で接続状態となりますが、広告や地下鉄の運転状況など特定のサイトの閲覧だけを認めたり、入会やログイン操作をしないと、汎用的な通信ができないWi-Fiアクセスポイントが多数あります。これらは、スマートフォンはWi-Fiの接続状態になりますが、実際には通信はできません。通信を阻害する妨害電波と同じ結果になります。

このため、携帯大手に契約中のユーザーは自宅以外では Wi-Fiオフ です。

外国人が使えず、日本人が使わない。妨害電波を発信するだけのWi-Fi基地局が50万局以上もある。
誰も幸せにしない日本システムです。


日本民主主義人民共和国ではなく、タイ王国や中華民国といった一般的な観光立国では、外国人が多い都市部では、ここまで困らないでしょう。高度なITリテラシーや英語、タイ語、中国語の語学力が無くても、スマートフォンでのWi-Fi通信が可能です。

free-wi-fi-630x472.jpg

このようなマークのあるカフェなど飲食店に飛び込み、コーヒー一杯を注文して、店員に「Wi-Fi?」と聞くだけで、接続に必要なパスワードを教えてくれます。愛想の良い従業員ならば、同時にスマートフォンを手渡せば、設定もしてくれます。


1401設定1
お店が指定している、アクセスポイント名(ここではネットワーク名)を選択してクリック

1401設定2
パスワードが設定されている場合は、お店が指定いたパスワードを入力


ここで、簡単なビジネスアイディアを紹介。このように日本民主主義人民共和国の通信状況は、まるでモンゴルで海水浴場、南氷洋でトップレスビーチを探すくらい困難です。

外国人観光客の誘致を前提とした飲食店やホテルを経営するなら、お店の屋号よりも大きく目立つように
free-wi-fi-630x472.jpg

このマークを掲げましょう。そして、自宅のインターネット環境と同じように、インターネットを引いて無線ルーターを導入しましょう。SoftBankやauが無線ルーターを置きませんか?と営業する事がありますが、上記のように日本人も外国人も接続しませんので無視しましょう。

飲食店のメニューなどに無線のアクセスポイント名とパスワードを載せましょう。英語、中国語、韓国語などでWi-Fiと聞かれたら、笑顔で教えてあげましょう。できれば、設定を手伝ってあげましょう。

日本の人件費や物価水準と比較して、毎月2000〜5000円程度のネットの接続料金と数千円で買える無線ルーターは安いものです。

通信砂漠の民主主義人民共和国でFREE Wi-Fiはオアシスで、外国人が立ち寄ります。そして、繋がらないスマートフォンが繋がったら何をするでしょうか?飲食店やホテルでの出来事を写真にとってFacebookなどにアップロードするでしょう。

外国人が利用してくれるだけでなく、SNSなどを利用して宣伝までしてくれます。

ありがたや。

複雑な入会手続きや設定が必要な行政や大企業の無線LANは、大いなる無駄です。簡単に利用できる海外の安ホテルや安バーのWi-Fiに学ぶべきでしょう。
スポンサーサイト
 
Comment
 
Comment Form
 Secret  
 
Trackback

 » HOME » 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。