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2013
09/10
Appleの大発表を控えて、たぶん活かされないで終わりそうなソニーのアドバンテージ
Appleの新製品の発表が迫ってきています。スマホの最新モデルの発表は確実視されています。テレビ接続型のスマートテレビ(AppleTV)の新型と、スマートウォッチ(i Watch)の登場も期待されています。大穴としては、Apple TVやiPhone、iPadに接続するゲーム機ライクなコントローラーでしょうか。ユーザー層との親和性で、スマート自転車、i Bikeというのも大穴狙いでありそうです。

ブラックジョークのような余談ですが、スマートフォン、スマートTV、スマートハウスなど、スマート○○という言葉の開祖は、ベトナム戦争で実戦投入して戦果が立証されたスマート爆弾です。

910AGM-62_Walleye.jpg
参考画像 AGM-62 ウォールアイ

今風の略称ではスマボ、スマ爆。もちろん、どんなにサプライズ狙いでもi Bombの発表は無いでしょう。

本題に戻り、今回のテレビはスマートテレビです。現在発展途上の製品であり、定義は曖昧です。ここでは、スマートフォンのように操作性が良くアプリ(機能)の追加が容易なネット対応テレビと便宜上定義しておきます。

現在販売中・企画中のスマートテレビには以下のようなタイプがあります。

①テレビ一体型 テレビ付属のリモコンで操作 
②専用セットトップボックス型 ケーブルテレビなどのチューナ、録画機能、ネット機能など
③汎用テレビ接続用のAndroid端末 チューナ機能と録画機能はテレビ本体側を使用
④既存のスマホ、タブレットをテレビに接続
⑤ ③④の中間型(Chromecast、Apple TV)スマホの接続・連携と本体単独の機能を持つ
⑥家庭用ゲーム機転用(PS3/4、Xbox360/One)

それぞれ利点と弱点があります。

①テレビ一体型
○本体一体型で別途機器の購入が不用。接続や事前設定が容易
×買い替え周期が5〜10年のテレビとスマート機能の進化の周期の不一致。初代のiPhoneが発売されたのは、今から六年前の2007年です。
×国内メーカーで顕著であるが、リモコンが従来のテレビから進化しておらず、操作性が悪い

②専用セットトップボックス型
○テレビ従来の番組試聴・録画の機能が高い。ケーブルTV会社との契約でのレンタルが主流。
×反面、ネット機能やアプリ追加機能が低い。
×操作性は①と同様に従来型のリモコンで良く無い。

③汎用テレビ接続用のAndroid端末
○本体価格が1万円前後など非常に安価。進化する度に買い替えが容易。ネット機能は高い。
×操作は付属の簡易リモコンは操作性が悪い。USBハブなどを導入して汎用のマウスやキーボードを導入可能ではあるが、大掛かり。専用ではないので、操作性は高くはない。
×チューナ、録画機能はない。

④既存のスマホ、タブレットと接続
○追加機器の購入が不用で安上がり。契約中の既存のアプリやサービスがそのまま使える。
×スマホ等の画面を無線でテレビに出力するため、動画がコマ送りになったり操作の遅延がある
×スマートテレビとして使用にはスマホ一台が拘束されるため、基本的に一人一台で家族で共用は不可
×国内モデルの一部は地デジ(フルセグ)の録画に対応するが、自宅に本体を設置しておかないと録画は困難

⑤③④の中間型
○④と⑤の欠点を克服可能。テレビの録画や動画配信サービスなどは本体内蔵の機能を使い、操作は使い慣れたスマホなどを使用。
×Chromecast(Google)は未発売。
×AppleTVは発展途上で低機能かつサービスが日本向けにローカライズされていない。スマホとの接続の操作性が熟成されておらず、ギクシャクする。
×チューナ機能、録画機能は無い。

⑥家庭用ゲーム機転用
○テレビゲームであり専用コントローラによる熟成された操作性。画像処理やコンピュータとしての能力は非常に高く、反応が非常に高速かつスムース。
○ソニーのPS3/4においては、ネットサービスの実績が長く日本向けのローカライズも十分。
○当たり前ではあるが、最も本格的なゲームが楽しめる。
×スマートテレビには処理能力が高過ぎ、消費電力が100W程度からそれ以上と高く、冷却ファンの動作音も騒がしく、テレビ試聴には不向き


現在のところ、この通りであり決め手に欠ける状況です。
普及の可能性が高いのが、⑤のApple TVもしくはGoogleのChromecastであるが、Apple TVの次世代機の発表はこれからです。いずれも外資企業であり、日本向けのローカライズが不十分で、日本向けの動画配信サービスなどが使えない可能性もあります。特にAppleは良くも悪くも独自路線を貫くために、自社サービス中心で、NHKオンデマンドやバンダイチャンネルなど日本独自の動画配信サービスには対応できない可能性があります。


ここまでが、序章です。この現実を踏まえて、ソニーがスマートテレビのブレークスルーを静かに発表しました。

据え置き型「Vita」──テレビで楽しむ「PlayStation Vita TV」発売 9954円

これは、⑥の家庭用ゲーム機の転用になりますが、PS3のような据え置き型のゲーム機ではなく、PSP Vitaという携帯用ゲーム機が基になります。家庭用ゲーム機の進化は凄まじく、プレイステーション3に匹敵する処理能力を持ちます。

810バリュー
価格は15000円程度で揃い、PS4などに比べて、お手軽になりました。更にベースが携帯用ゲーム機であり、予想される消費電力は10W程度かそれ以下であり、確定情報ではありませんがおそらく冷却ファンもなく動作の静粛性は高い筈です。

また、PS3/4とVita TV特有の利点として、ナスネと言うネットワークレコーダー&メディアストレージの追加購入で、BS/CS/CATV/地上波の録画と視聴、デジカメ画像や購入した動画などの視聴が可能になります。

Vita TVバリューパックとナスネの合計3〜4万円で、自宅のネット非対応のテレビやモニターが、最新のスマートテレビに変身するのは、非常に費用対効果が高くなります。


Panasonic VIERA スマートビエラ 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ 42v型 TH-L42E5Panasonic VIERA スマートビエラ 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ 42v型 TH-L42E5
(2012/04/20)
パナソニック

商品詳細を見る


ネットワーク対応、アプリ対応、ゲーム対応、操作性は未完成ではあるが、国内スマートTVに買い替えると10万円程度の出費の覚悟が必要です。しかも、進歩は過渡期かつ緩慢であり、テレビ本体に高額な出費をするのは賢明では無いと思われます。

スマートテレビに期待される機能はテレビゆえに、ネット動画配信サービスですが、TSUTAYA TV、hulu、ニコニコ動画といった、日本国内のサービスに対応しており心強いでしょう。

もちろん、ゲーム機であり、ゲームに対応しています。


PS Vitaはソニーがこれまで温めて来た、オンラインサービスとゲーム機技術の集大成であり、しかも既存の技術・サービスの流用であるため、安価かつ熟成度が高いものになります。

これまで取り上げた通り、既存の①〜⑥の欠点を克服しており、スマートテレビの主流になるだけの潜在力があります。

しかし........

ソニーは単なるゲーム機のVitaのラインナップとして、隙間商品としてささやかなマーケティングしかしないでしょう。価格の高い同社の製品のPS4、Xperiaシリーズのスマホやタブレット、液晶テレビ BRAVIA、ブルーレイレコーダとの共食いが懸念されるため、表舞台に立つ事は無いと思われます。

非常に残念です。




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