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2013
08/20
チャイナボカンと日本人民共和国
「チャイナボカン」とは、中国において、クルマや屋台など火気に関わるものから、椅子やスイカなど意外なものまで、爆発事故を蔑みをこめて、ネット界隈で取り上げる風潮です。

NEVERまとめ 中国爆発シリーズ【中国で爆発したもの一覧リスト】チャイナボカン ※参考資料

Made in Chinaのブランドイメージは高くは無く、品質向上よりも目先の儲けや価格の安さを優先する商習慣があり、否定できない面もあるでしょう。

中国は危険で不安な後進国。日本は安全・安心な先進国。今回はこの通説を否定する異論がデーマになります。


世界の航空事故の一覧 ワースト50(2013年現在)によると、意外にも中国国内や中国系航空会社はワースト50にランキングされていません。
2012年版 JACDEC 航空会社安全度ランキングでは、中国系の航空会社は特別に危険なデータはなく、中国南方航空の安全性は日本航空とほぼ同等だと評価されており、中国国際航空と中国東方航空は、更に安全であると評価されています。

中国は事故を隠蔽したり過少に報道するケースがありますが、さすがに大規模な航空機事故までは隠蔽できないでしょう。サービスが悪い、良く遅れる、空港が広過ぎて不便、機内食が美味しく無いといった、不満はあるでしょうが、少なくとも安全性においては、非難されるものでは無いと思います。

高速鉄道の事故についても、事故車両を穴に埋めるという杜撰な隠蔽対応が非難を呼びましたが、高速鉄道の営業距離数と旅客数は世界一であり、人口と国土の広大さから、営業距離数と旅客数の比較対象は、特定の国では収まらず、ヨーロッパ全土と比べるべきでしょう。ヨーロッパの高速鉄道は、フランスのTGVとドイツのICEも幾度か重大事故を経験しており、スペインの高速鉄道の事故は記憶に新しいでしょう。

日本が安全かと言うと、自然環境のハンデはあるにしても、福島第一原発の事故はチェルノブイリに次いで世界第二位(今後の事故処理によっては首位になる?)であり、福知山線の列車事故、日航機墜落事故など、決して中国をあざ笑う立場にあるとは言えないでしょう。

今回、比較したい事故は、中国と日本での屋台の出火・爆発事故です。

820中国爆発

これは「チャイナボカン」の典型例であり、ネットで報道されてにちゃんねるなどでは、中国の後進性の嘲笑の対象となりました。

しかし.......日本においても......

IMG_5040.jpg
820日本爆発0


事故の状況が異なり、単純比較はできませんが、中国の屋台の爆発は周辺の窓ガラスが割れるほど、規模の大きなものでありながら、死傷者が出なかったのは驚異的です。これは、中国人の危機への嗅覚の鋭さと避難への対応の早さが影響しているのでしょう。日本の原発事故が最悪の例となりましたが、日本においては、事故は起きないという神話が、危機対応を鈍らせている影響はあるでしょう。幼少時代から、公園の砂場は、ネコが糞をするからとブルーシートで保護され、危険な遊具は撤去され、子供同士の遊びは危険だと非難され、危機を遠ざけて、対応力を鈍させているという問題提起は的外れとは言えないでしょう。

この事故で不透明なのは、ブルーのアンダーラインで示した、火元の屋台の存在です。報道は何かを隠している歯切れの悪さを感じます。

事故後の対応について、読売新聞の8.16の報道では......

820日本爆発

「業者の組織は、我々が深く入っていけず、先方もあまり関与されたくない雰囲気がある。そうした慣習のもとで出店を許可していた。」

と報道されており、花火大会の主催者が把握できない、反社会的組織が屋台を運営していた事実を臭わせています。これは我々が見聞きする「テキ屋」を示しているのでしょう。

日本のマスコミが過剰の配慮をして、報道を隠蔽する、極東の反日国系の外国人ではないかという、ネットの憶測まであります。

火元が業務上過失致死などの容疑で起訴されて、実名で報道されるには、いつになるのでしょうか?
あまりに、報道と原因究明と捜査が遅過ぎます。

反社会的勢力が屋台を運営している。これは、中国よりもむしろ後進性を示しているでしょう。
日本を除くアジアの旅行の楽しみは、多彩で美味しい屋台の食事でしょう。しかし、日本においては、今回の火元となったベビーカステラを始めとして、焼きそばやお好み焼きや林檎飴など、もう数十年も進歩していません。しかも、ボッタクリのカルテル価格です。

IMG_3258-600x400.jpg

「チャイナボカン」と嘲笑する前に、もっと中国から学べる事は多いでしょう。
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