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2013
07/06
重いTizen、軽いFirefox OS。第三のOSの最新動向。
iPhoneやiPadのiOS、そしてAndroid。モバイル端末のOSのシェアは二分されています。
この市場に乗り込む第三勢力が俗に第三のOSと呼ばれている、TizenとFirefox OSです。

これまでの報道では、これらはAppleやGoogleという特定の企業の意向に支配されない、
開発や配布が自由な(オープンな)OSであり、アプリもこれまでのOSやハードに縛られ
ないブラウザ上のHTML5で実行されるという特徴で共通しています。

Tizenに関しては、ユーザーに明確なメリットがない、ドコモのユーザー囲い込みというネガティブな印象を持っていました。

このエントリーは本年の3月にアップしたものですが、Tizenは空中分解する可能性が出てきました。

2013.7.4 Tizenはプロジェクトごとキャンセルとのツイートが...。年内発売を発表していたドコモはどうなる?

2013.7.5 サムスン、初の「Tizen」搭載スマートフォンのリリースを延期か

私自身の考えとしても、AppleとGoogleの二社の支配を逃れたい、ドコモにおいては
カスタマイズの自由から、独自サービスでユーザーを囲い込みたいといった、企業側の
勢力争いやエゴが開発前提となっており、ユーザー側に明確なメリットがなく、対応
アプリもサービスもゼロから開始となり、ユーザー視点では歓迎できないものです。


もう一つの第三のOSである、Firefox OSは別の展開をしています。

2013.7.4 世界初「Firefox OS」搭載スマホ、スペインで発売 1台約9000円
706firefox.jpeg


実際に搭載スマホが7月2日に発売されました。
ここで注目は9000円という価格と256Mbytesというスペックです。最新のiOSのスマホは
1Gbytes、Androidは2Gbytesのメモリを搭載しており、この1/4〜1/8しか実装されて
おらず、ロースペックです。

ここで、iOSとAndroidに無い、明確なユーザーメリットがあります。
とかくAndroidで顕著な多機能化と重装備でハイスペックを要求する最新のOSの「重さ」に
対して、シンプルで「軽い」Firefox OSは、より低価格なスマホという、別のセグメントの
市場を開拓しています。


このエントリーを思いつくまで、私も気がつかなかったのですが、一方のTizenは
iOSやAndroidに比べても「重い」という問題があると推定されます。

2013.3.8 Tizen」を実際に操作してみた--そのデザインとユーザーエクスペリエンス

開発段階のデモ機でも動作はひどく遅いとあります。

Tizenは「重い」というのは、開発を主導している企業がintelとSamsungである(あった、
Intelは撤退した可能性)事からも推理できます。

Android、iOSに共通して採用しているスマホのCPU(画像処理、データ通信、その他の
機能を統合しておりパソコンのCPUとは定義は異なるが、便宜上CPUと表記)はイギリスの
ARMという企業のライセンス下で開発されており、もともとパソコンのCPUよりも低い
消費電力の機器向けに特化されています。intelはスマホ用のCPUでは出遅れており、
パソコン用のCPUをスマホ向けに改良して開発されています。

2013.3.18 インテル,ついに国内でAtomスマートフォンの最新事情を説明。

省電力に改良したとは言え、もともとはATOMというパソコン用のCPUであり、
処理能力の高さに重点を置いているのがわかります。

一方のSamsungは世界一のスマホ製造メーカーでありますが、日本国内でも販売されている
Galaxy S4がそうであるように、ハイスペック指向です。ブランド力やデザインセンスでは、
AppleのiPhoneに見劣りするが、それを最新のテクノロジーをいち早く投入して、安価な
中国メーカーなどと差別化する戦略です。

両者の共通項はハイスペック指向であり、Firefox OSにようなロースペックなスマホで
動作する「軽い」OSを開発する動機が薄くなります。intelはARMのローエンドCPUの
ような処理能力は高くないが消費電力と価格が低いCPUのラインナップはなく、低価格で
独自性の低いローエンドスマホに特化したOSをSamsungが開発するのは、自身のスマホの
市場を狭める逆効果となります。

「重い」OSは、より高性能のハードウェアを要求して、開発企業のIntelとSamsungには
メリットがありますが、ユーザーやアプリの開発者にとっては歓迎できないものです。


P.S.

Androidに比較して、iOSは「軽い」傾向があります。軽快な操作でユーザーにとって
メリットが大きいですが、その他にハードウェアの開発や製造においても、利点が
大きくなります。

Androidの高コスト体質がGALAXYS4の部品コストの報道で裏付け
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