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2013
05/31
日本人損させ仮説が発動して、後追い投資家を制裁
個人投資家の投資ツールとして重用されている投資信託。

日本株投信売れすぎ

私のような投資マニアは、昨年の11月までに「アベノミクス」投資の仕込みは完了して、これ移行は
新規の投資は凍結していますが、投資信託は個別株よりも個別の銘柄選択や市場での売買が不用で、
目ざとい投資家よりも、ブームの後追いで投資される傾向があります。

日本株投信資金

野村総合研究所によるデータでは、昨年の8月から12月は、日本株投信の新規の買い付け(資金流入)を
解約や償還(資金流出)を上回っており、日本株投信の人気が無く、本年になってからは調査対象の4月
に至るまで加速度的に資金流入が増加しています。この現象が数字の裏付けのあるデータで観測できます。

その後の今月後半の日本株の急落は、各種報道の通りで、後追いブームで投資をして、含み損に頭を悩ま
せている投資家も多いでしょう。

後追い投資に走る、日本人個人投資家は損をする可能性が高い。日本人個人投資家が背を向けていた、
昨年の11月、12月に投資をしていたら、利益を確保していた。典型的な日本人損させ仮説が発動して
います。

この現象を簡単な模式で説明します。

100人の投資家と一つの銘柄がある、模式の株式市場があります。

昨年の11月や12月のように、売る人が多く、買う人は数人。価格は低迷しています。

政権交代とアベノミクス期待。本年初頭に市況の動きをいち早く判断して、投資に走る人が10人
出てきました。残りの90人は、株式に関心がないか、あってもこの変化に気がつかない、気がつい
ても動けないでいます。

株価の上昇が顕著になってきた三月。株式投資に関心がある、かつて投資をしていた人も、ようやく
株式を買い始めます。30人が買いました。

株価の上昇と証券会社に殺到する投資家がテレビニュースやワイドショーで取り上げられています。
マクロデータや市場データ、ニュースの真相を推理するのではなく、テレビや大衆誌を情報源とする
多くの人は、ここで株式投資に目覚めます。そして、投資信託ブームに火がつきます。
ここで、70人の投資家が買いました。
上昇相場は、買った値段よりも他の誰かがより高い値段で買う事によって、値段が上がります。
日本株ブームの後追いで買った人が動員されると、その後で買うもっと後追いの人は、もういません。
目ざとい人、敏感な人、俊敏な人が安い値段で買い、そうでない人が後追いで買う。残念ながら、これ
が非情な市場の仕組みです。

※ワイドショーで株を買う人よりも、もっと後追いの人もいます。しかも超大口で沢山買います。

GPIF.png

公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人が顕著ですが、この他にも各種年金管理法人、
銀行や生命保険などの資金運用部門もそうでしょう。このようなお年を召した重鎮が詰める大組織は、
意識決定は検討会と会議の連続で、非常に遅い。効率的資金運用よりも、大御所の身体と退職金の維持
が優先されています。このため、前任者や前例の否定に繋がる運用方針の変換には、非常に大きなエネ
ルギーが必要です。大御所が責任を取らずに職務を全うして退職金の満額ゲットが目標ですので、
何かを変えて失敗するリスクを負うよりも、何も変えずに低迷を続けた方が合理的判断となります。

我々の厚生年金や国民年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人は、革張りの座席を温めて
今日も会議でしょう。方針はまだ決まりません。

後追いの後追いで市場の肥やしにされるくらいならば、何も決まらないで今のままの方がマシだと
思います。
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