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2013
05/28
傲慢な提言 牛丼チェーンは鰻丼の販売を中止せよ
土用の丑を控えて、三大大手牛丼チェーンが季節限定の鰻丼を展開

ゼンショー(すき家)、吉野家、松屋の牛丼チェーン大手三社が、売り上げと粗利アップを狙って、
季節限定の牛丼メニューを投入。資本主義の日本においては、企業の自由競争です。
あえて、表題の通り、牛丼チェーンは鰻丼を出すなと、暴論とも言える提言をします。

前提となるのは、ウナギの資源の枯渇です。食用に供されるウナギの大半は養殖モノであり、
低価格の牛丼チェーンでも当然、養殖です。養殖だから資源の枯渇の心配はない?
ウナギについてはそうではありません。

養殖と言っても、卵から成魚育てる完全養殖ではなく、水揚げされた稚魚(シラスウナギ)を生け簀で
成魚まで養殖するため、ウナギの生産が増えるとそれだけ、稚魚の水揚げが増えて、資源の枯渇に
繋がります。

シラスウナギ
資源を回復する根本策は二つ。シラスウナギの自然界からの収奪なしで、完全養殖の実現。これは、
研究段階であり、コスト面から実用化は困難です。現在できる対策は、ウナギの消費量を減らす事
だけです。

20110610sukiya.jpg
吉野家

こちらは、牛丼チェーン大手の鰻丼の例です。価格は600円〜900円程度とお手軽ですが、
味のこだわりよりも、低価格追求と利便性を優先しており、しかもうなぎの専門店ではありません。
ウナギと牛肉が一緒に並んでいる一例からも、その味のこだわりの無さがわかります。

本当にウナギの味を愛して、かつ次世代にもこれを伝えたいと願う人は、このような形で
ウナギを食べるでしょうか?旨いからウナギを食べるわけであって、ウナギなら何でも良い
訳ではありません。

ウナギをこだわり尽くした名店の鰻丼も、価格と話題先行の鰻丼も、漁獲されるシラスウナギは
同一のものです。

過大な消費がウナギの将来を奪うならば、本当に食べたいと思う人だけが、それなりのコストを
払って食べるべきでしょう。シラスウナギの乱獲で失われるのは、養殖ウナギの生産量だけではなく
こだわりの鰻の名店です。美味しく調理して美味しく供して美味しく頂く文化も消滅します。

umeda01.jpg
takashimaya01.jpg

提言というよりは、願望ですが、ウナギはこのような美味しい姿で頂きたい。
ウナギでなくてならない明確な理由や動機の無い、牛丼チェーンは手を引くべきだと思います。
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