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2013
05/19
日本の投資信託はモンゴルの海水浴場
今回のエントリーの引用ニュースソースは英文のみとなります。
これは、日本人向けに投資信託を運用、販売する金融業、彼らの利益を第一に考える日経新聞を
筆頭とした主要投資メディアにとって、都合の悪いニュースのため、和文でのニュース配信は
行われない可能性があります。

Global Fund Investor Experience 2013 Report Morningstar 米国サイト

調査対象国の投資信託の投資環境について、①税制・各種諸制度、②情報開示、③信託報酬・諸費用
④販売サイドと投資メディアの利便性と公正さ、以上の四項目で優劣を格付けしています。

1総合格付け

Overall(総合)格付けにおいて、日本は調査対象国で下から四番目のC格付け。そして、意外に感じるのは
投資信託困難国の日本を越境して、投資をする実践者が多い香港の評価が、日本の更に1ノッチ下のC-と
低位に評価されている事です。一方で、最上位はブッチギリのA格を獲得した米国です。
もっとも、この調査は米国籍の投資情報サービス業者のMorningstarによるもので、米国の価値観に沿った
あるいは、米国が有利になるように情報操作されている可能性があります。

筆者も海外投資を行っていますが、「日本人損させ仮説」にのっとり、日本人利用者が多い、日本人向けに
積極的にサービスを行っている香港の口座は保有していません。

2項目別格付

評価項目別の格付けを明記した一覧において、日本の評価を落としている主因はFee&Expenses(信託報酬
・諸費用)です。Regulation & Taxation(税制・諸制度)はB格と意外と低くありません。しかし、投信の
譲渡益への税率が現在の10.147%から2014年に20.315%(注)への増税が予定されており、大幅格下げが
想定できます。
香港については、Disclosure(情報開示)がD-と非常に低くなっています。「安愚楽牧場」「AIJ投資顧問」
を始めとして、情報の丕開示は投資家にとって不利な事をされている、運用の透明性が低く思わぬリスクが
潜んでいるという可能性が高くなります。

http://www.nicmr.com/nicmr/report/repo/2006/2006sum14.pdf

こちらは一例ですが、外国籍の投資信託の手数料体系は非常に複雑です。日本語が母国語である前提で、
外国での投資信託の投資は、分かりにくい手数料体系で思わぬ高額な手数料を支払う可能性があります。
情報開示が不徹底な場合は、更に投資は困難を極めます。

個人的には投資信託よりも運用方針がインデックス連動など明確で、信託報酬・諸費用が定額、かつ
売買が市場価格で公正かつ簡便にできる、上場投資信託(ETF)を米国の証券会社にて投資を行って
います。

表題の通り、日本の投資信託の投資環境は、海のないモンゴルでの海水浴場のように、世界的によろしく
ないと言えるでしょう。かといって、安易な考えでの海外口座での投資信託への投資も、複雑な商品性
や手続き、言葉の壁で難しいと言えます。

また、こちらで紹介したバランスファンドについては
信託報酬・諸費用の合計が0.8%未満であり、調査対象の諸外国の該当ジャンルの投資信託と比較しても
低額であり、メリットはあると考えられます。

ただし、ETFや安価なバランスファンドの活用で、この不便な環境は解決できます。
モンゴルで海水浴はできなくても、地平線の彼方まで見果たせる草原でゴロゴロして、至福の時間を
過ごす事ができるでしょう。解決方法はあります。
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