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2016
04/18
輪ゴムで実験できる。なぜ地震は予知できないのか?
またも繰り返される震災の惨劇。日本に住んでいる限り、回避するのは不可能な国難でしょう。そして、東大の地震研究所を始め、地震のメカニズムの究明と予知の研究が進んでいます。

しかし、彼らの努力を持ってしても、予知は困難だと断言します。
その根拠は.....輪ゴムを用意しましょう。

04輪ゴム

輪ゴムを伸ばします。切れそうで怖い。でも、もっと伸ばします。
そして、プツンと切れて指が痛い思いをします。ここで、輪ゴムにどれだけの力を加えたら切れるのか、しかもどの場所が切れるかは予測が困難でしょう。

04輪ゴム2

これは地震のメカニズムの『一例』であるプレートレクトニクスの模式図ですが、このように地盤には複雑に力が加わっており、地盤が沈んだり、盛り上がったり、割れたりして地震が発生します。単純な輪ゴムでさえ、いつどこで切れるか予想ができないのに。無理。


地震とは異なり、台風の被害はある程度正確に予想ができます。
これはなぜか?
台風は発生して形となって、日本列島に接近して被害を出すまでに時間的猶予があります。
海流や海面温度や大気の温度や風向や気圧など複雑な条件が絡み合って、台風がどの瞬間にどこで発生するかの予想は難しい。地震はこの台風に例えると発生の瞬間に最大の被害を出す。台風は発生の瞬間の予想は難しいですが、その時点では大被害をもたらす危険はない。勢力を強くして日本へ接近するまでの時間の余地があるので、予想が可能になります。

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2015
07/31
NewPicksの有料会員を脱退しました。もっと自由な経済紙に。
NewsPicks公式サイト
私がヘビーユーザーとなっていた、NewsPicks(NP)。オリジナル記事が読める、一部の提携ニュースサイトの有料記事が読めるといった付加価値がありましたが、7月31日の更新期限を持って、有料会員を脱退しました。

これまでは、今ほどオリジナル記事の充実はなく、当時の1500円は正直高いという印象があったのですが、提携するメディアに還元する仕組みもあり、無料で読む人が増えて枯れつつあるメディアを支援する意味もあり、課金していました。

しかし、以下の抗議の意味があり、有料会員の契約を解除しました。

①個人攻撃の問題。

1507NP1.png

これよりももっとひどいケースがありますが、個人が名指しで攻撃されており、攻撃された方の名誉を守るために割愛。ネットコミュニティであり、個人 vs 個人の対立や攻撃は想定内。NP特有の問題は、運営側から報酬を受けている公式アカウントに相当するプロピッカーが、一会員を攻撃している問題です。この問題について、運営側の善処はありません。

この他にも著名会員による一方的な侮蔑の繰り返しの事件があり、非常に見苦しく善処を求めたのですが、改善される事はありませんでした。それどころか、この会員間の対立をネタのNPが有料化員向けのオリジナルコンテンツを発表するという、神経を疑う対応までしています。これは、芸能人同士の確執をネタに視聴率を競うワイドショーもびっくりです。

②朝日新聞との癒着と左傾偏向

NPではニュースショーのヘッドライン、新聞の一面に相当する一「総合トップ」があります。最も注目度の高いニュースの一等地です。昨日にPCのブラウザでのUI(ユーザーインターフェイス)を変更して、以前よりもこの総合トップを強調するようになりました。

1507N2.png
これは、その一例で個人情報の氏名やコメントは削除する加工をしています。この取り上げ方が恣意的です。


1507n3.png

この記事はNPが公式にスポンサー契約をしているIBMとの提携記事。スポンサー表示もきちんとしてあります。
この記事は優勝者のKAISTのロボットの機構まで詳しく解説した良記事が先にアップされたが。
https://newspicks.com/news/1002185/?dl=false

総合トップに乗せられたのは、朝日新聞の内容の薄い記事の方。
http://www.asahi.com/sp/articles/ASH6751YZH67ULBJ004.html?ref=newspicks

これはNPの公式スポンサーのIBMよりも、非公式スポンサー(?)の朝日新聞を優遇との、ガバナンスの疑いまで持ってしまう。

また、政党の支持率やマクロ統計などの、多数のメディアで導報しているニュースは、経済ニュースなら日経新聞やReutersなど専門メディア、政治など一般ニュースなら時事通信などストレートニュースが、ニュースの「角度」はユーザーが独自にコメントでつけるNPにはふさわしいでしょう。ここに朝日新聞の頻度が高く、朝日新聞の会員にならないとニュースが全文読めない(日経新聞も読めないが日経新聞だけの記事があり、NPの出自を理解すれば、経済紙を重用するのは理解できると思います。)。また内容が悪い、偏向している記事が多い。

防衛白書2015年度版、中国への警戒と批判強める「自らの主張を妥協なく実現」 The Huffington Post | 執筆者: Kosuke Takahashi メール 投稿日: 2015年07月21日 17時16分 JST

こちらが「神の手」が総合トップに上げた朝日新聞系のハフィントンポストの記事。防衛白書を中国側の立場だけで取り上げた政治的に偏った悪記事です。

防衛白書:中国、北朝鮮、国際テロ、日米同盟…詳報 毎日新聞 2015年07月21日 18時21分

導報された朝日新聞と政治的立場が近いリベラルの毎日新聞の記事。限られた文面で防衛白書の趣旨を広範に公平に報じている。防衛白書をテーマにするなら、どちらが中立的な良記事かは言うまでもありません。

会田誠さん作品に改変要請 美術館、子ども向け企画展で 丸山ひかり2015年7月25日12時56分

もちろん、議論は右も左も等しく大切。しかし、NPという本来は政治的に中立であるべきメディアが『神の手』により政治的に偏向するのは大きな問題です。

客観的判断で『展示内容の見直しを要請した』とあり、表現の自由の抑圧を要請されただけで、それはまだ行使されていない。百田尚樹作品の朗読会は中止になった事件があり、ニュースバリューはほぼ等価なのではないか?

片方はニュースにもならず、もう片方は『要請』だけで朝日新聞がニュースにして、それがNPの神の手が持ち上げる。どう見ても不公正です。

最重要の固有名詞である『会田誠』でGoogleニュース検索(検索語のため敬称略)すると、朝日系が報道するだけで、客観的なニュースバリューは高くはない。表現の自由の弾圧は問題であり傾聴すべきニュースの一つ。しかし、これをトップニュースとして取り上げるのは「もっと自由な経済紙を」という起業の精神とは大きくかけ離れているのでは。

https://news.google.com/news/story?ncl=dFGP2F-l16v_hfM0DwKkkmSXqrNFM&q=%E4%BC%9A%E7%94%B0%E8%AA%A0&lr=Japanese&hl=ja&sa=X&ved=0CB4QqgIwAGoVChMI8fiVz4T2xgIVxiumCh08UQ6y

これはあくまでも、一例でしかありません。
そして、このブログの頭に戻ります。プロピッカーの会員への侮蔑発言は、安全保障法案に賛成の意を持つ、保守的な考えを持つ著名会員に向けたものです。公平で自由な場であるべき、NPを運営側の公式会員であるプロピッカーが、保守的な会員を侮蔑して、それを放置する。また、運営側は実名での利用を推奨しています。私のように単なる1ユーザーなら、匿名でもどのような発言をしても原則は自由です。しかし、運営側の会員が匿名で政治的にかなり偏った発言をするのは、フェアではないでしょう。

現在の会費は1400円であり、オリジナル記事の充実もあり決して高い負担ではない。しかし、このような問題への抗議の意味で、有料会員を脱会しました。もっと自由な経済紙を。
ビューんの有償会員に復帰しましょう。
2015
05/22
日本の議論でタブーとなっているサウジアラビア問題
今回のエントリーは、独自の論説よりも、周知されていなく議論される機会の少ないサウジアラビア問題を、できるだけ客観的に理解して頂けるように、二つの識者の記事のリンクを載せます。

サウジアラビアとイスラーム国
日本エネルギー経済研究所中東研究センター 研究理事 保坂修司氏
中立〜サウジアラビア寄りの論調です。

イスラム国を理解するには、サウジアラビアの過激主義「ワッハービズム」を知らなければならない
元イギリス秘密情報部(MI6)幹部 中東担当 Alastair Crooke(原文は英文、翻訳記事)
イギリスの情報機関の立場から、反サウジアラビアの論調です。


以下は私の意見になりますが、人権団体アムネスティのニュースリンクの通り死刑執行の件数やその運用方法など問題が大きく、その他の人権問題においても上記団体の人権問題の記事からも、価値観を共有するのは困難と判断しざるをえない。

実務的なビザ取得についても、サウジアラビア大使館のサウジアラビア王国入国ビザ案内によると、イスラム教徒とその儀式に対応したビザと外交・公務でのビザが原則で、観光による入国は事実上困難。

観光・商用ビザ取得代行サービス
現地招聘状(サウジアラビア外務省発給の許可番号が記載された許可書)が必要。

ここではセンセーショナルなニュースであり正確性が不確かであり、リンクは省略しますが、女性の入国に関しては、より厳しい規制や差別的な対応もあるようです。

現地の治安や安全性は問題ないとは言え、公務や招聘がないと日本人の入国は最も困難な国の一つである事に異論はないでしょう。


上記のの二つのサウジアラビアに関わる記事と、死刑や人権問題、そして入国の困難さから、やはり価値観を共有するのは難しいという判断は覆せないでしょう。

軍事費においても、米国、中国、ロシアに続く世界4位。人口比、GDP比、国土の面積比で過大であり、日本とは軍事的な懸念はないにしても、軍事大国、軍事拡大志向が強いと言えるでしょう。


軍事的脅威や人権問題については、石油輸入で依存しており、日本は強く言えない事情がありそうです。これ以前に、イエメン問題やISISやシリア問題など、周辺国は軍事的に大きな懸念を抱えています。

日本がとれる政策は、一刻でも早くエネルギーの中東依存からの脱却でしょう。日本においては、シーレーンの防衛や集団的安全保障への確立が叫ばれていますが、安全保障の本質に立てば、兵力やそれを行使できる外交的なコストを支払うよりは、エネルギー政策を変更する方がはるかにコストパフォーマンスは高いと考えています。

この具体策は、これまで幾度と強調している通り、天然ガスと石炭の火力発電の低公害化と効率化。そして、そのプラントと技術の海外輸出です。火力発電の振興は炭酸ガス排出量増加だという批判はありますが、効率化低公害化とその輸出で日本の総排出量を超える量の炭酸ガスを世界規模で削減可能です。

これと並んで、北中南米オセアニアからの石油(経営困難のベネズエラやブラジルの石油産業の救済や提携)や天然ガス(ロシアの在来型とアメリカのシェールガス)石炭(オセアニアや北南米に遍在している)へと調達先の多様化を行い、エネルギーの脱中東を目指すべきでしょう。

もちろん、コストや実現可能までの技術開発で、上記の対策に比べると時系列は後になりますが、自然エネルギー(太陽光、風力、地熱、藻類由来バイオディーゼルなど)や国産化石燃料の開発、そして現状の管理体制では困難ではありますが、原子力発電の復興も必要になるでしょう。
2015
05/17
ニュースで消耗していませんか?効率化する簡単な方法
私はテクニカル指標は全く見ないで投資判断を決めています。決め手は決算書とニュース。ニュースと言っても、特別な情報員を持っていたり、インサイダー取引もしていません。投資に限った話ではないですが、時事を理解したり、ビジネスのチャンスをつかむにもニュースは必要です。しかし、質の悪いニュースで時間や頭脳を消耗していませんか?
今回は最近の身近なニュースを例にして、効率化の秘訣を探ります。

1505.png

企業決算に関わるニュースです。タイのアユタヤ銀行と米モルガンスタンレーが利益を押し上げて、連結計上純益が1兆円を超えたと要約できます。決算は数字であり前期や全々期など時系列の流れで理解する必要があります。

企業の決算の詳細については、必ず企業の公式サイトに公示してあり(他の手段もある)投資家が作業としてではなく、ニュースとして分かりやすく理解するには有益な情報源になります。

15052.png

こちらは三菱UFJファイナンシャル・グループの公式サイトの例ですが、エクセルなどに呑み込ませて、自動的に数値分析できるデータもありますが、ニュースとして汎用的な情報源にするには一番上の決算ハイライトが良いでしょう。グラフで理解をする事ができます。

ここが同社の分析をするテーマなら詳細を紹介したいところですが、今回は一部だけを抜粋します。

15053.png

連結計上純益は10,337億円(1兆337億円)であり、日経新聞の報道と一致します。時系列で見ると、前期2013年度は9848億円であり、伸び率では5%程度。1兆円という数字が踊り、ニュースのコメントを読み書きできるNewsPicksというサイトでは、賞賛にしても怨嗟にしても、すごい1兆円というコメントがありましたが、時系列で見ると、あえて一面トップに出るようなニュースではないように思えます。
さらに右側の図表を見ると、部門別の純利益の内訳が見られます。日経新聞で利益を押し上げたと報道されているアユタヤ銀行の純利益の内訳は382億円。全体に占める割合は3.7%。モルガンスタンレーとの合計で1130億円、割合では10.1%。日経新聞の文字の報道と、この決算ハイライトの数字の情報では差異があるように感じます。

本題と少しズレますが、なかなか報道できない情報がこの決算ハイライトに出ています。

15054.png

三菱UFJファイナンスグループの国債の保有残高ですが、時系列でどんな傾向があるのか。詳細はあえて語りませんが、このグラフを頭に入れておいて損はないと思います。1兆円超えたというニュースよりは重要でしょう。

このように企業の決算や業績に関わるニュースは企業の公式サイトを見ると良いでしょう。


15055.png

次はこちらのニュースです。これは記者の主観が見出しに出ていますが、必要な情報がこのニュースでは伝えておらず、記者の独り言やこのブログのようなチラシの裏程度の価値しかないという悪いニュースの一例です。

表題では航空収入が減ったとあり、本文では「着陸料など航空事業が全体の47%にとどまり、物販などの非航空事業を04年の民営化後初めて下回った。」とあり、売上全体に占める割合が下がったと報じています。全体ではどうなのかわかりません。更には「一方、海外から訪れる観光客の増加や商業エリアの増床もあって、物販や飲食などの「リテール事業」の売上高は14・3%伸びた。」とあり、航空収入以外の物販や飲食の売上が伸びれば、全体の割合としての航空事業の売上は下がります。

このニュースは支離滅裂。読むだけ時間の無駄です。

航空関連のニュースは朝日新聞ではなく、専門のニュースサイトを見ましょう。ここではAviation Wireを取り上げます。

15056.png

ニュースの一部の抜粋ですが、情報量は圧倒的です。朝日新聞の記事のように記者の独り言ではなく、数字のデータを客観的に並べて報道しています。

「空港運営事業が売上高1103億5400万円(2.5%減)で営業利益が47億3000万円(40.4%減)、リテール事業が売上高673億8700万円(14.0%増)で営業利益が201億3600万円(13.4%増)、施設貸付事業が売上高327億3100万円(0.4%減)で営業利益が135億3200万円(7.4%減)、鉄道事業が売上高30億500万円(0.4%減)で営業利益が6億1600万円(33.6%増)だった。」

この客観的なデータがニュースの本旨であり、これを省いて記者の独り言を入れるとは、私には完全に理解不能です。朝日新聞の報道では不明であった、航空事業の売上の具体的な数字と2.5%減という数字がわかります。

更には空港事業にとって最重要な利用客数や取り扱い貨物量のデータも「発着回数は0.9%増の22万8000回、旅客数は2.0%減の3531万人、貨物量は4.6%増の208万トン、給油量は4.1%減の462万キロリットルとなった。」と明記されています。飛行機の発着回数は微増しているが、旅客数は2%の減少となっている。発着数が増えているが、旅客数が減っているのは、発着一回あたりの旅客数が減っている。機材が小型化している事を示しています。


このニュースなら更に読み込んで分析する。成田空港会社の公式サイトで決算データを見る。といったさらなる分析に繋がるでしょう。同じニュースでも、チラシの裏レベルの朝日新聞と、専門サイトではここまで違う。

興味のあるニュースは専門サイトで読みましょう
2015
05/17
ニュースで消耗していませんか?効率化する簡単な方法
私はテクニカル指標は全く見ないで投資判断を決めています。決めては決算書とニュース。ニュースと言っても、特別な情報員を持っていたり、インサイダー取引もしていません。投資に限った話ではないですが、時事を理解したり、ビジネスのチャンスをつかむにもニュースは必要です。しかし、質の悪いニュースで時間や頭脳を消耗していませんか?
今回は最近の身近なニュースを例にして、効率化の秘訣を探ります。

1505.png

企業決算に関わるニュースです。タイのアユタヤ銀行と米モルガンスタンレーが利益を押し上げて、連結計上純益が1兆円を超えたと要約できます。決算は数字であり前期や全々期など時系列の流れで理解する必要があります。

企業の決算の詳細については、必ず企業の公式サイトに公示してあり(他の手段もある)投資家が作業としてではなく、ニュースとして分かりやすく理解するには有益な情報源になります。

15052.png

こちらは三菱UFJファイナンシャル・グループの公式サイトの例ですが、エクセルなどに呑み込ませて、自動的に数値分析できるデータもありますが、ニュースとして汎用的な情報源にするには一番上の決算ハイライトが良いでしょう。グラフで理解をする事ができます。

ここが同社の分析をするテーマなら詳細を紹介したいところですが、今回は一部だけを抜粋します。

15053.png

連結計上純益は10,337億円(1兆337億円)であり、日経新聞の報道と一致します。時系列で見ると、前期2013年度は9848億円であり、伸び率では5%程度。1兆円という数字が踊り、ニュースのコメントを読み書きできるNewsPicksというサイトでは、賞賛にしても怨嗟にしても、すごい1兆円というコメントがありましたが、時系列で見ると、あえて一面トップに出るようなニュースではないように思えます。
さらに右側の図表を見ると、部門別の純利益の内訳が見られます。日経新聞で利益を押し上げたと報道されているアユタヤ銀行の純利益の内訳は382億円。全体に占める割合は3.7%。モルガンスタンレーとの合計で1130億円、割合では10.1%。日経新聞の文字の報道と、この決算ハイライトの数字の情報では差異があるように感じます。

本題と少しズレますが、なかなか報道できない情報がこの決算ハイライトに出ています。

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三菱UFJファイナンスグループの国債の保有残高ですが、時系列でどんな傾向があるのか。詳細はあえて語りませんが、このグラフを頭に入れておいて損はないと思います。1兆円超えたというニュースよりは重要でしょう。

このように企業の決算や業績に関わるニュースは企業の公式サイトを見ると良いでしょう。


15055.png

次はこちらのニュースです。これは記者の主観が見出しに出ていますが、必要な情報がこのニュースでは伝えておらず、記者の独り言やこのブログのようなチラシの裏程度の価値しかないという悪いニュースの一例です。

表題では航空収入が減ったとあり、本文では「着陸料など航空事業が全体の47%にとどまり、物販などの非航空事業を04年の民営化後初めて下回った。」とあり、売上全体に占める割合が下がったと報じています。全体ではどうなのかわかりません。更には「一方、海外から訪れる観光客の増加や商業エリアの増床もあって、物販や飲食などの「リテール事業」の売上高は14・3%伸びた。」とあり、航空収入以外の物販や飲食の売上が伸びれば、全体の割合としての航空事業の売上は下がります。

このニュースは支離滅裂。読むだけ時間の無駄です。

航空関連のニュースは朝日新聞ではなく、専門のニュースサイトを見ましょう。ここではAviation Wireを取り上げます。

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ニュースの一部の抜粋ですが、情報量は圧倒的です。朝日新聞の記事のように記者の独り言ではなく、数字のデータを客観的に並べて報道しています。

「空港運営事業が売上高1103億5400万円(2.5%減)で営業利益が47億3000万円(40.4%減)、リテール事業が売上高673億8700万円(14.0%増)で営業利益が201億3600万円(13.4%増)、施設貸付事業が売上高327億3100万円(0.4%減)で営業利益が135億3200万円(7.4%減)、鉄道事業が売上高30億500万円(0.4%減)で営業利益が6億1600万円(33.6%増)だった。」

この客観的なデータがニュースの本旨であり、これを省いて記者の独り言を入れるとは、私には完全に理解不能です。朝日新聞の報道では不明であった、航空事業の売上の具体的な数字と2.5%減という数字がわかります。

更には空港事業にとって最重要な利用客数や取り扱い貨物量のデータも「発着回数は0.9%増の22万8000回、旅客数は2.0%減の3531万人、貨物量は4.6%増の208万トン、給油量は4.1%減の462万キロリットルとなった。」と明記されています。飛行機の発着回数は微増しているが、旅客数は2%の減少となっている。発着数が増えているが、旅客数が減っているのは、発着一回あたりの旅客数が減っている。機材が小型化している事を示しています。


このニュースなら更に読み込んで分析する。成田空港会社の公式サイトで決算データを見る。といったさらなる分析に繋がるでしょう。同じニュースでも、チラシの裏レベルの朝日新聞と、専門サイトではここまで違う。

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